2020.11.30ブログ
呼吸って本当に大事なんです
深呼吸をこまめにしながら、気持ちを落ち着かせている人はきっと多いことかと思います。
緊張していたり、気分がスッキリしないなと感じる人に、深呼吸で気持ちを整えることがよくあることとして挙げられています。
普段の生活では、呼吸をしていることは忘れているか、無意識な状態にあるのが普通ですね。
意識していなくても、自然と息を吸って吐いてを繰り返し、体を動かすパワーの源にもなっているんです。
ただ、無意識に呼吸を絶えず繰り返しているとはいえ、呼吸が浅くなることは比較的多い現象とされます。
呼吸が浅くなると酸素を体内に十分取り組みにくくなるので、体の調子にも変化が出てしまいがちです。
気持ちを安らげる副交感神経と気持ちが興奮する交感神経からなる自立神経バランスにも変化が出て、交感神経が活発になりがちとなります。
深呼吸で酸素を十分に体内に取り込むことによって、副交感神経が活性化されるので、緊張状態を和らげることや、気持ちを落ち着かせることが期待できます。
長時間深呼吸を続けなくても、数分、もしくは数十秒でも深呼吸をすることで、気分をリセットすることができるかもしれませんね。
椅子に座り続けていたり、緊張状態が続きそうだったりするときに、深呼吸で少しブレイクタイムを作ることが、その後の活動にも良い影響を与えてくれそうですね。
どうしても、普段の生活の中で気持ちが落ち着かなくなる時は出てきてしまいがちです。
そんな時だからこそ、意識的に深呼吸を実践してみることによって、落ち着くことができるのではないでしょうか。
交感神経が優位になって緊張状態が続く時やカリカリしてしまう時は、自然とストレスも蓄積されていきます。
ストレスが蓄積される自覚がなくても、それが慢性化すると心身にマイナスの影響が出る可能性が高くなるのです。
深呼吸で自律神経を整えることで、ストレスの蓄積が起こりにくくなることも期待できそうです。
一切のストレスをなくすことは難しくても、ストレスが溜まりにくくなる状態を作るきっかけにはなってくれます。
気持ちが落ち着き、リセットされるだけではなく、体に対しても悪影響が出にくくなるのは、深呼吸のメリットのひとつですね。
仕事をしていたり、勉強をしていたりすると、ストレスの蓄積でパフォーマンスが下がることも心配になってしまいます。
そういった懸念を小さくすることにも、深呼吸の動作は貢献してくれるかもしれませんね。
このような深呼吸は、決まった時間に必ずしなければならないというわけではありません。
何となく呼吸が浅いなと気付いた時や、気分転換がしたいなと思った時が、深呼吸を取り入れるベストなタイミングと言えるでしょう。
なので、人によって深呼吸の回数や頻度、長さはバラバラで、最適なペースも変わります。
もしかすると、その日の体調によっては自然と深呼吸の回数が多くなることも考えられると思います。
自律神経のバランスを整えることや、気持ちの落ち着きを持続させることなどのメリットがあるので、深呼吸がしたくなった時に実践することがオススメですね。
深呼吸で気持ちを落ち着かせることが日々の習慣になれば、仕事などのパフォーマンスをダウンさせないことにも繋がりそうです。
体に溜まる疲労を休息によって軽減させることはもちろん大事ですが、こういった呼吸での気持ちのコントロールもとても重要です。
何かと気持ちがザワザワして落ち着かない時や、緊張する局面がやってきたときには、呼吸で調整するというのを覚えておくと良いと思います。
劇的な変化がなくとも、少しずつ心身の調和がとれるようになり、リラックスなどの効果や変化を引き出すことにも繋がるかもしれません。