2020.12.20ブログ
座った時の姿勢について
座った時の姿勢を良くすることは、体への負担を和らげることに直結することが多く、実践することがオススメされています。
ほとんどの人は、完全に姿勢の良い状態の座り方を持続させることは難しく、姿勢が良くなく見えてしまうようです。
前のめりになって座っていたり、腰が反って後ろにのけぞりかけていたりと、なかなか良い姿勢で座ることは難しいことですね。
ただ、このようにして、何かしら姿勢に問題を抱えながら座った状態が続くと、体に対する負担が大きくなりがちです。
よくある問題としては、背中から腰にかけての痛みです。
どちらかに偏った状態で座ると、歪みが自然と蓄積されてしまうので、背中や腰に痛みが出やすくなります。
慢性化してしまうと、なかなかこの痛みが取れることもなくなり、厄介に感じられることもあります。
また、良い姿勢であると胸、背筋がピンと張った状態になりますが、姿勢が良くないと猫背気味になる場合や、反り腰になることがほとんどです。
こうした姿勢は、胸や背筋を張るための筋肉が作用することがなくなってしまい、座り姿勢を支える筋肉が弱くなる心配があります。
筋力が弱ってしまうことで、すぐに変化が出てくるわけではないものの、姿勢の良くない状況が癖になる心配は結構出てくるでしょう。
このような心配を少なくするためには、やはり座った時の姿勢に気を付けることがとても重要です。
キーになるのは、直角部分を2つ作ることです。
上半身と太ももが直角になること、そして太ももと膝下も直角になることです。
しっかりと2つの直角が作れれば、自然と良い姿勢に近付くことができるので、体への負担も少なくなりそうですね。
椅子に座るときには、浅く腰掛けるのが楽で、ついついそうしがちです。
ただ、本来は深く腰掛けることが椅子に座るときには正しい姿勢なので、そこも意識していきたいですね。
椅子に座った時の足の状態も、姿勢をつかさどる大事な部分になります。
基本的には足を組まずに両足とも地面に着いた状態を維持することがベストです。
足を組んだ状態は、長時間続くと痺れが起きたり、姿勢が全体的に悪くなったりするので、オススメはしにくいですね。
ずっと足を動かさずにいることは難しいですが、なるべく足を組まないことは意識したいですね。
椅子の高さも、調節できるときはなるべく自分の加減で変えていきましょう。
足が浮かず、地面との距離が短くなり過ぎないように、うまく調節することが大事ですね。
足も含めて姿勢を良く維持することで、体の負担や痛みを起こしにくくすることが期待できます。
それに加えて、姿勢が良くなれば見た目でも良い印象を与えることができ、そこもメリットであると考えられます。
姿勢が良くない人と姿勢がキチっとしている人とでは、他の人に与えるイメージが大きく変化するので、日頃から座り姿勢を良く保ちたいですね。
いきなり完璧な姿勢を目指すこと難しいですが、椅子にしっかりと腰掛けるところからスタートすると、良い姿勢を癖付けできるかと思います。
座った時の自分の姿勢は、なかなかセルフチェックすることは難しいかもしれません。
全身の見える鏡などが用意できれば、まめに座った状態で鏡に映して確認できるので、意識的に姿勢をチェックできそうです。
また、家族や友人、同僚などから座り姿勢がどうかを見てもらうことでも、改善に繋がるきっかけを見出せる可能性があります。
客観的に自分の姿勢をチェックできると、正しい姿勢を維持することが簡単になるので、実践したいですね。
普段からの座り姿勢を気にかけることで、体の状態を整えたり、外見での良い印象を与えたりと、複数のメリットを実感することができそうです。
少しでも姿勢がになる人は、座った時の姿勢をチェックしてみることがオススメですね。