2020.12.30ブログ
体の歪みが病気の原因に
体の歪みは、多くの人が持つ症状のひとつとなっています。
歪みの程度に関しては、人によって異なるものの、自覚症状がなくても体のバランスがずれて歪んでいるというケースが散見されています。
原因としては、骨盤が歪んだ状態で定着してしまうことが多いと考えられています。
骨盤は体の真ん中に位置しているため、歪みが持続すると自然と全身にも良くない影響が出てきてしまいがちです。
骨盤の歪みに伴い発生する症状としては、体の節々の痛みが代表的ですね。
左右のバランスがどちらかに偏ってしまい、肩や腰などに強い負荷が掛かると、痛みとして現れやすくなります。
関節の痛みも、骨盤の歪みからくる全身の歪みによって発生する頻度は高めと言えるでしょう。
また、歪みの状態によっては、内臓を圧迫してしまうことがあります。
内臓の圧迫が続いてしまうと、内臓機能が低下して、体調が悪化する可能性もあり、注意するべきところですね。
体の歪みが長期化することで、こうした内臓に対する懸念点も出てくるところは、重要であると言えます。
血流が骨盤の歪みで滞る事例もあり、それが発端となって冷え性やむくみが発生することも考えられます。
正しい姿勢を維持している時に比べて、歪みのある状態では血流の停滞度合いにも差が大きく出やすいとされます。
慢性化してしまうと、体の調子も変わってきてしまうので、できるだけ全身の歪みが起こらないようにしたいところです。
こういった症状が出やすくなってしまう骨盤の歪みは、様々な原因で発生するものと考えられています。
最も大きな原因は、姿勢に関する問題が挙げられます。
猫背気味であったり、長時間同じ姿勢が続いていたりすると、骨盤も歪んだ状態で癖がつきがちです。
長期間それが続くと、骨盤の歪みから全身に症状も出やすくなるほか、歪みの矯正にも時間がかかりやすくなります。
姿勢を正しくすることを実践して、すぐに歪みが取れることは難しいですが、できるだけ猫背などの姿勢の問題を取り除く必要はありそうですね。
姿勢の癖は、色々な例が挙げられており、脚を組むことや頬杖も骨盤の歪みに繋がりやすいです。
どちらも体の左右のバランスが大きく崩れやすくなる姿勢の癖であることから、骨盤が正しい位置で留まりにくくなります。
そのため、歪みが起こりやすく、全身の姿勢に対する影響も出やすくなるのではないでしょうか。
この他にも、筋肉量が少なくなることも骨盤の歪みを惹き起こす要素のひとつとなっています。
そもそも骨盤は、筋肉で支えられた状態であり、ある程度の筋肉量があるとしっかりと正しい位置やそれに近いところでキープされます。
ところが、極端に筋肉量が少なくなるなどの理由で、骨盤の位置が安定しにくくなると、歪みが生じやすくなるんです。
普段から少しでも良いので運動する習慣があれば、こうした理由での骨盤の歪みは可能性が下がるので、運動することも対処法としてオススメです。
本格的な筋力トレーニングを行う必要はないので、できる範囲から体を動かしてみましょう。
トレーニングの際、気をつけてほしいことがあります。筋トレと聞くと外側の筋肉(アウター)ばかりトレーニングしがちですが、それはオススメしていません。かんのん苑では内側の筋肉(インナー)に重きを置いています。特に内蔵を支える骨盤底筋群という筋肉を鍛える事により、骨盤が楽に立つので美姿勢を手に入れられることはもちろん、腰痛や尿漏れなど様々なお悩みをカバーできます。
自分で出来るケアはなるべく習得しておくといいですね。
それでもひどく痛みが生じていたり自分ではどうにもならないと感じる方は専門の方にチェックしてもらいましょう。
こうした対処法を取り入れることで骨盤の歪み改善と症状の軽癒が見込めることでしょう。