2021.01.10ブログ
冬は指先を動かすことが大事
最も寒い時期は1月の後半から2月にかけてとなりますが、地域によってはこの時期から寒さが本格化します。
気温が低くなると、体の機能や働きも停滞しやすくなります。
血流が寒い場所だと滞りやすく、その結果として手足の指先、爪先が冷えやすくなります。
冷え性の人はもっと早い段階からその症状を自覚しますが、そうでない人も手足の冷たさを感じると思います。
冷えた状態は良くないとされており、色々な方法での指先を温めることがオススメされているようです。
道具も使わず、一番簡単に温められる方法は手を動かすことですね。
グーとパーの動きを、力を入れながら繰り返すと、徐々に指先から温まることが実感できます。
すぐに温められるわけではないものの、時間の経過と共にじんわり温まることが多いとされます。
手をプラプラと動かすことも、手から腕にかけての血流を適度に刺激してくれるため、温まりやすい方法のひとつとして挙げられます。
体を動かす前の準備体操のような要領で、手をプラプラと動かすのを続けることも手先の暖を取るための方法ですね。
こういった動作は、直接自分の体や指などの末端に刺激を与えるので、温まりやすいでしょう。
また、お湯に手をつけることも指先を温めるための方法として挙げられると思います。
熱すぎるお湯はやけどをしてしまう恐れがあるため、普段の入浴時の設定温度をベースに、ぬるま湯につけるのがベストです。
数分ぬるま湯に手をつけていると、少しずつ手の内側から温められるのを実感できそうです。
やはり暖かい環境に直接冷えた手や指先をあてることになるので、冷えを改善する手立てとしてマッチするのではないでしょうか。
あまり長時間手をぬるま湯につけると、手先からふやけてしまうので、その点は少し注意が必要ですね。
人によっては、食器などの洗い物をお湯でしているうちに、手が温まる経験をよくする場合もあります。
それも同じ理由で手の内面から温度がじわじわと高くなるため、手先の冷えが緩和されると言えます。
気温が低い状態は、指先の冷えと共に姿勢も縮こまりがちです。
普段よりも背中が丸まってしまったり、猫背気味になったりと、冬ならではの姿勢の四題が生まれやすいです。
短時間で姿勢の良くない状態が改善されると、特に問題になることは考えにくいのが一般的です。
しかし、何日も背中の丸まった状態が続くようでは、その姿勢が癖となる不安も出てきます。
実際に、冬の寒さの影響で姿勢が悪くなりがちだった人が、そのまま癖となってしまうケースも散見されています。
寒いときもなるべく姿勢を良く保つことが、冬が終わったその先の季節にもプラスの影響を与えるかもしれません。
普段から意識して姿勢を良く保てているひとは問題集ありませんが、冬に体が縮こまりやすい人は特に実践することがオススメですね。
特に座っている時間は、多くの人が長くなる傾向にあるため、座り姿勢を良好に保つ取り組みは続けたいところです。
猫背になりやすい人は、頭のてっぺんからおへそまで、一本の筋が通っていることをイメージしましょう。
まっすぐな筋だと意識すると、自然と胸を適度に張り、背中も丸まってしまうことがなくなるでしょう。
その状態をなるべく長時間持続させることにより、姿勢を冬でも悪くならないようにできると思います。
始めは難しいかもしれませんが、少しずつ姿勢を良く維持する時間を伸ばし、寒いところでもピンと体の張った姿勢を保ちたいですね。
寒さをうまく交わそうと、姿勢が悪くなりやすいですが、意識して背筋をしっかり伸ばして過ごせると良いのではないでしょうか。