2021.01.30ブログ
体のオーバーワークに注意!
体を適度に動かすことは、心身共にリフレッシュできることから積極的に日常に取り入れることが勧められています。
体内に新鮮な酸素を十分に送り込むことが可能な上、心肺機能や全身の筋肉を使うことにも繋がるからです。
普段から運動を行う習慣のある人は、それだけ全身の活動の度合いも自然と高くなりやすくなるかと思います。
その一方で、運動を行うときに気を付ける必要のあることは、オーバーワークに陥ることです。
オーバーワークになりがちだと、体を傷めてしまう可能性があるため、その点は注意するべきと言えるでしょう。
このような状態になりやすい人としては、運動を始めたばかりの人や、急速に強度を上げているが一例として挙げられます。
いきなり激しい運動やトレーニングをすることが、体を鍛えるどころか却って体へのダメージを与えやすいと言えます。
具体的なオーバーワークの兆候や症状としては、まずは筋肉や関節の痛みがあります。
筋肉痛のように、短期間で消失するものではなく、ある程度持続したり、比較的激しく痛んだりする場合はオーバーワークの可能性があります。
関節への負荷も、運動やトレーニングによるオーバーワークで一気に掛かると、痛みが起きやすくなります。
こういった通常の運動後にも現れる可能性のある症状は、オーバーワークでも度々出てくるとされます。
これまで運動の習慣のなかった人や、本格的なトレーニングを始めたばかりの人は、筋肉痛などが起こったら少し運動量を調整してみましょう。
過剰にトレーニングや運動を行った時の変化としては、慢性的に疲労を感じるというものもあります。
運動をした後は、心地よい疲労感が残って、休息もしっかりととれることが多いです。
あまりに過度なトレーニングを続けてしまうと、蓄積される疲労の度合いが高まり、またその疲労が抜けきらないまま体を動かすことになります。
ある程度の休息が運動の合間にコンスタントに挟まれることで、運動による体への良い変化を実感できます。
いきなり強度の高い運動を続けてしまうと、溜まった疲労が抜けない状態で体に負担を掛け、トレーニングの成果も出にくくなります。
心肺機能が却って一時的に弱ってしまう可能性も、オーバーワークでは想定されます。
脈拍がなかなか下がらずに夜の睡眠時に寝付きが良くなくなることや、常にドキドキと落ち着かないというケースも散見されます。
これも心肺へのいきなりの負荷が発端となることが多く、徐々に強度を高めることでの順応の大事さが浮き彫りになりますね。
どうしてもトレーニングや運動を始めた時は、張り切ってどんどん体を動かしたくなります。
それが軽度な筋肉痛のようにや疲労で留まればまだ問題はありません。
ですが、オーバーワークとなってしまうと筋肉や関節、そして心肺へも不安な要素が生まれやすくなるでしょう。
運動、トレーニングなどで痛みなどを感じた際は、整骨院などでケアしてもらうこともひとつの手です。
過剰な疲労が体に残らないようにケアをしてもらうことも、継続してトレーニングを行う際には欠かせないことです。
運動は体を動かすだけではなく、オフや休みの時のケアも重要なポイントのひとつです。
その部分も抑えておくことで、休みながらじっくりとトレーニングに励むことができ、体への良い変化を惹き起こすきっかけとなるのではないでしょうか。