2021.02.10ブログ
子供の成長は人によって違います
子供から大人へと成長するのは、急速に変化する時期のあることが一般的です。
骨格の変化に伴い、男子女子共に成長が大きく進むタイミングがあり、短期間で一気に成長するのをほとんどの子が経験します。
男子は身長に関しては11~12歳の頃が、一番伸びる時期であるとされています。
1年間で10cm以上も伸びることもあり、一気に大人の体格や骨格に近付くことが特徴的です。
個人差があるため、中学校に入ってからこのような体格の大きな変化が起こることもあり、じっくり成長を見守るのが男子に関しては良さそうですね。
女子は男子よりも少し早く成長が起こり、9~10歳頃が体格の変化の大きく起こる時期とされています。
男子はどちらかというと筋肉のつくガッシリとした体格になりますが、女子は丸みのある体格になることが特徴ですね。
男子よりも少し早く成長が始まり、子供によっては12~13歳頃まで成長の続くこともあります。
体重に関しては、男女共にどの時期に大きく増えるのかはややバラつきがあります。
体質や食習慣などによっても左右される部分になるため、身長に比べると差が大きく出やすくなります。
年齢が上がると体重も増えていきますが、一定の時期で体重が変動しにくくなることが多いですね。
骨格や体格と共に、成長期には骨の成長も著しく進むことが大きなポイントのひとつとして挙げられています。
成長期は、骨端線という骨の端の部分が伸びることで全身の成長が目に見えて分かります。
骨端線が伸びるためには、十分な睡眠や運動、カルシウムやビタミン群などの栄養のバランス良い摂取が重要です。
骨端線が伸びる他にも、骨密度が高くなったり、全身の骨の重さがしっかりとしてきたりするのも、成長期の変化とされています。
こういった大きさと質の両面での骨の成長は、その後大人になってからの体格のベースにもなります。
成長期で骨の成長がしっかり進み、男子は20歳、女子は17~18歳頃で成長がある程度止まると考えられています。
そのため、骨の成長は体格が大人に近付くだけではなく、丈夫な体を作ることにも繋がる大事な役割と言えるのではないでしょうか。
骨格の成長と共に、成長痛を経験することも、子供によってあるのではないかと思います。
急速に体格が大きくなるときに、骨などの成長が著しくなり、痛みを感じることがあります。
成長痛があるときには、激しい運動は控えつつ休養や食事などに気を配りながら生活するのがベターです。
この成長痛の持続する期間も、子供の成長度合いによって異なってきます。
比較的短い期間で痛みが軽くなった子供や、長期的に持続して医師のアドバイスを受ける子供もおり、ケースバイケースの傾向が強いですね。
痛みが強い場合には、できるだけ医師の助言を受けながら成長痛と付き合うようにし、日常生活に大きな支障の出ないようケアすることが望ましいです。
急速に骨が成長する時期の特有の痛みであるため、何度も繰り返すことも少ないとされています。
そのため、運動時の痛みや損傷とは切り離して考えることも、成長痛の対策として良いのかもしれません。
成長期にあたる子供にとっては、良い姿勢を癖付けすることも大事であると考えられています。
良い姿勢を保ち、全身に負担が掛からないように過ごすことは、大人になってから短期間で実践することは難しいとされます。
そのため、子供の時から良い姿勢で過ごすことを意識するのも、成長期には重要に
なってくるでしょう。
勉強机に向かうお子様の姿勢は猫背気味になっていませんか?頬杖をついたり寝伏せってはいませんか?
子供はじっとするのが苦手ですぐに身体をよじってしまいがちです。
ざこっつん®︎をお持ちのお客様から
「宿題の時間10分もじっとしてられない息子をざこっつんに座らせてみたら静かーに黙々と1時間も勉強していたんです!」
と子育てに奮闘中のお母さまからの歓喜の声をいただくこともあります。
子供の時からこういった姿勢に関する面もケアしてあげると、体型の変化と共に良い姿勢が定着するかもしれませんね。