2021.03.05ブログ
雪かきでは体を傷めないようにして下さい
大雪に関する対策は、全国の至るところで実施されることが毎年繰り返されています。
雪が本格的に降り始める前の対策としては、スコップなどの除雪用具を手元に置いたり、手軽に暖の取れるものを用意したりすることが代表的です。
車を用いて移動するのが中心となるところでは、車内に防寒着やカイロなどを入れておくというのもスタンダードとなっています。
冬の時期の寒さや大雪は、シーズンによって傾向にバラつきが出てくるものとして認識されています。
そのため、それほど雪が降らずに生活に支障の出ないこともあれば、大雪によって対策した以上に行動を起こす必要の出てくることもあるとされています。
実際に想定以上に大雪が記録された際には、その時々で対処や除排雪のための行動が伴ってきます。
雪かきは大雪によって発生することの多い作業のひとつであり、頻度も降雪量によって左右されるでしょう。
エリアによっては同じ時期でも積雪量に大きな差が出てくることから、雪かきを行う時間も違いが出てくるかと思います。
雪かきを行う際には、スコップや専用の除雪機を用いながら進めることが標準的です。
雪の量が少ない場合や雪質が柔らかい場合には、雪かき時の肉体的な疲労は極端に大きくはならない傾向にあります。
ですが、硬い雪質であるときや水分を多く含んだ湿った雪は、見た目以上に雪かきの際は苦労するものと考えられています。
短時間の除雪作業であれば体への負担は小さく済みますが、長時間の場合には疲労やダメージも比例して多くなります。
毎年雪かきを継続して慣れている人でも、体への疲労に関しては注意しながら行うことがベストですね。
腕や腰などは、除雪の時にはダメージを受けやすいところとして認識されています。
少しでも違和感を覚えたり、疲労感が強まったりした際は、無理に除雪作業を継続せず休むことも必要かと思います。
特に腰痛に関しては、軽度の症状であっても慢性化する可能性も考えられます。
頻繁に腰を痛めていなくても、過剰に腰に負荷が掛かったときや、過剰な負荷が集中的に生じた場合はなるべく休養することが大事です。
また、屋根の上の除雪作業も、大雪の際の対策としては度々行われています。
落下しないように命綱やワイヤーを必ず装着した上で作業をし、雪を落とす場所に人やものが存在しないかもチェックしましょう。
こうした高いところでの作業も、慎重に行うことが前提になるでしょう。
雪よせの最中に降雪や吹雪で天候が悪化した場合は、一旦作業をストップすることや、自身の体調を考慮することも心掛けたいところです。
一度に集中して屋根の上の雪を落としたいと考える人も多いでしょうが、そういった面の考慮も重要となりそうですね。
本格的な大雪にまつわる対策も、各地で行われています。
大型の除雪用の機材を用いたり、融雪の環境の整備を行ったりするのが代表例として挙げられています。
必要に応じてこのような策を講じていくことで、住民の雪かきの負担を軽減する狙いがあるとされています。
こうした対策方法をとるにあたっての基準は、各々の自治体によって異なるものと認識されています。
少しでも雪害の心配があると考えられる場合に、積極的に本格的な除雪の作業を推し進める地域も、最近では増えつつあります。
個々での雪かきを行うには、体力的な部分や人数の面で、ある程度のところで限界が来ると言えるでしょう。
そのため、効果的に除雪や排雪を進めるための仕組みや環境を活用することも、大雪の対処方法としては良いのではないでしょうか。
また、個人で雪かきを進める場合には、適度な休養や作業を行う際の天候を確認することが、適切な方法のひとつとして挙げられるかと思います。