2021.04.12ブログ
ぎっくり腰になったとしても落ち着いて行動しましょう
腰痛に悩まされる人は多く見受けられますが、ぎっくり腰の症状を経験したことのある人も非常に多いとされています。
ぎっくり腰は腰やその周辺の部位に瞬間的な大きな衝撃が起こり、動けなくなったり激しい痛みを伴ったりします。
普段何気なく生活していて、突然ぎっくり腰になってしまったことがある人もいるのではないかと思います。
海外では魔女の一撃と呼ばれるほど、突然腰に痛みが襲ってくることはインパクトのあるものとして捉えられています。
症状の軽重は人によって異なるので、一撃を本当に喰らってしまうような痛みや、それほどでもないこともしばしばあるようですね。
このぎっくり腰は、瞬間的に腰に力が入るなどして、激痛の走ることが一般的です。
体勢を変えようとして強い痛みが走る場合や、黙っていても腰がすごく痛む場合もあります。
ぎっくり腰になった瞬間に、動くことができなくなってしまい、つらい思いをしてしまうことも、場合によってはあるようです。
症状が重いと、寝返りを打つことも苦になってしまい、動くこと自体に制限のかかってしまうケースもあります。
そのため、ぎっくり腰になった時、もしくはそのような症状が疑われる時は、とにかく安静にしていることが大事であるとされています。
痛みが軽減されるまで、動くことを極力控えながら、様子を見ていくことが必要になりそうです。
ぎっくり腰の治療方法に関しては、痛みを軽減させるためのケアが主流となってきます。
湿布を患部に貼ることや、鎮痛剤の服用などで、腰の痛みを軽減させることを目指します。
また、必要に応じて専門医による注射や麻酔などを用いた治療を行うこともあります。
根本的な部分からのぎっくり腰の緩和を目指すことが、専門性の高い治療では模索されていくでしょう。
こうした治療が行われる背景には、生活への支障が大きくならないようにするためというのが一番大きく関わっています。
ぎっくり腰になってしまうと、動くことが困難となるケースが多く、外出や仕事、家事など生活の大半に制約が生まれてしまいがちです。
そのような状況が長引くと、生活の質が低下したままで推移する心配があることから、専門的な治療も視野に入ってくるでしょう。
多くのぎっくり腰になった人は、静養をとることで大方の症状が改善されるものと考えられます。
それに加えて、根本的な治療を図ることでより復帰への時間も短くなるのではないでしょうか。
症状が改善された後も、再びぎっくり腰になる人も一定の割合で存在すると考えられています。
短期間で再発する場合や、一度発症した後にかなり間隔を空けて再発する場合など、ケースバイケースと言えます。
こうしたぎっくり腰の再発を防ぐためには、腰など局所的な負担の掛かる動作を控えることが大切ですね。
重い荷物を持つことや、激しい動きをすることなどは、ぎっくり腰を再び起こしてしまうリスクを高めるものと考えられています。
腰への負担を掛けないような工夫を取り入れながら、生活を送ることを意識していきたいところです。
また、姿勢の良くない状態が慢性化することでも、腰への負担が知らないうちに大きなものとなっていきます。
左右の体のバランスが偏らないように気を付けたり、猫背気味にならないようにしたりすることが大切です。
姿勢の良い状態が持続されれば、腰に集中的に負担が掛かりにくくなるので、ぎっくり腰の再発をさせにくくなるでしょう。
一度もぎっくり腰になったことのない人も、未然に防ぐために姿勢に気を付けることは大事なことと言えるのかもしれません。
突然やってくることの多いぎっくり腰の問題は、適切な対処や処置で改善を図ることができるでしょう。
なるべく腰への負担を大きくしないように配慮しながら、暮らしていきたいところですね。